情報処理学会第77回EC研究発表会

EC研究会交流会参加登録リンク
下記のリンク(情報処理学会マイページ内)から参加登録をお願いします.

https://service.kktcs.co.jp/smms2/m2event/ipsj1/201801293

 ※ 懇親会は別途下記からお申し込みください.


EC研究会交流会「夜の部」のご案内
当会の開催にあたり,交流を深める機会として「夜の部」を開催いたします.

予約のために,人数の把握をさせていただきたいので,2025年11月7日 17:00 までに,以下のフォームよりお申し込みください.
URL: https://forms.gle/Rm948STn1EmrUAXe7
一定数に達しましたら締め切りますので,お急ぎいただけましたら幸いです.

===記===
日時:2025年11月14日 18時30分頃開始
会場:TBA
会費:・5,000円程度を予定(価格変動あり)

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当日は多くの皆様とお会いできることを楽しみにしております.


招待講演
題目:
楽しい自然実験の世界 林良平(高知工科大学)
概要: 長らく実験による研究が困難だった経済学では、過去の出来事に伴って記録されたデータを組み合わせることで、原因と結果の関係を推論し、理論を検証する技術が高度に発展してきた。自然に存在する実験状況を利用して因果関係を推定しようとする試みは自然実験と呼ばれている。自然実験成功の鍵は原因変数のランダムな割り当てを発見することと、検証する仮説や仮説を論理演算できる形式に洗練させることである。本講演では、一般的に関心の高いトピックスについて、秀逸な実験状況を発見し、鮮やかな論理展開で実証した複数の自然実験研究を紹介し、その方法論的ブレイクスルーの斬新さを解説する。紹介する研究は、経済学のトピックスではあるが、日常的に語られるあいまいな言説を実証可能なまでに明確化した仮説を立て、ランダムな割り当てによる実験状況を発見し、仮説に対応するデータを入手し、統計的方法で検定を行い、論理的な推論で結論を得るまでの一連の過程は、エンタテインメントコンピューティングを研究するうえで大いに示唆に富んだ内容である。また、すでに収集されたデータを再利用して、新たな知見を得ようとする際にも役に立つ。さらには、因果推論の勘所を知ることで、実験室実験をデザインするトレーニングにもなる。自然実験は説得力があり、ワクワクする研究方法であるが、不利な点もある。それはメカニズムの解明に不向きである点と、過度な一般化がされやすいという点である。本講演ではこれらの不利な点についても詳しく解説する。


■テーマ:行動変容のデザインおよび一般
■開催期間:2025年11月14日(金)~11月15日(金)
■開催場所:高知工科大学永国寺キャンパス(〒780-0844 高知県高知市永国寺町2-22)

プログラム(確定版)

発表時間:一般発表1件25分(発表20分,質疑5分を目安)
     萌芽発表1件20分(発表15分,質疑5分を目安)

<1日目: 2025年11月14日(金)>
セッション1:感性と行動 (13:30~14:45)
(1) [一般] 手書き文字生成とレイアウト予測を基にした書道作品画像生成システム
〇桑田 若菜(兵庫県立大学),三林 亮太(神戸大学),谷 雅徳(アカデミックビジョン),大島 裕明(兵庫県立大学)
(2) [一般] 錯視の影響を考慮した透明パレットによる色選択手法とその検証
〇小林 沙利,中村 聡史(明治大学)
(3) [一般] かわいいさがしてくれますか? – Picture-word matching gameを通したゆるキャラの魅力データセットの構築と分析-
〇佐々木 誠 ニコラス,山西 良典(関西大学)

−−− 休憩 ( 15分 ) −−−

セッション2:招待講演 (15:00~16:00)
楽しい自然実験の世界
〇林良平(高知工科大学)

−−− 休憩 ( 15分 ) −−−

セッション3:感覚と行動 (16:15~17:20)
(4) [一般] VRを用いた呼吸トレーニングにおける視覚的フィードバックの設計
〇柴田 成(東京大学),佐々木 智也(東京理科大学/東京大学),宮崎 敦子(東京大学),山村 浩穂(東京大学/慶応義塾大学),檜山 敦(東京大学/一橋大学)
(5) [萌芽] 咬合力トレーニングゲームのための簡易型咬合力計測装置の計測性能評価
〇稲村 一樹,青木 辰磨,櫻井 翔,広田 光一,野嶋 琢也(電気通信大学)
(6) [萌芽] 自炊料理への自己帰属感と味の意外性を両立させる調味料容器の設計
〇景山 矢映乃,栗原 一貴(津田塾大学)

<2日目: 2025年11月15日(土)>
セッション4:場所と体験 (9:00~10:15)

(7) [一般] 不動産探索VR:不動産情報探索のためのVRインタフェース
〇中山 裕紀,大島 裕明(兵庫県立大学)
(8) [一般] 地域観光資源への関心を喚起するための身体形状を用いたインタラクティブコンテンツの開発
〇吉岡 誠人,倉本 到(福知山公立大学)
(9) [一般] 楽器類文化財の体験展示設計:打楽器と吹奏楽器の事例を通して
〇候 佳凱,粟野 由美(東京造形大学)

−−− 休憩 ( 15分 ) −−−

セッション5:遊びと行動 (10:30~11:15)
(10) [一般] アナログゲームのデジタル化に伴うプレイヤ行動の基礎分析
〇川島 励仁,田崎 丈太郎,山西 良典(関西大学)
(11) [萌芽] リズムゲーム型アンケート装置
〇豊泉 有理,松村 真宏(大阪大学)

−−− 休憩 ( 15分 ) −−−

セッション6:行動の誘発 (11:30~12:30)
(12) [萌芽] 即興旅行の誘発を目的とした口コミ情報に基づく雰囲気キーワードの抽出
〇鵜飼 凜,土井川 七海,松下 光範(関西大学)
(13) [萌芽] 寄り道の誘発を目的とした旅行写真からのスポット印象語彙の推定に関する基礎検討
〇土井川 七海,鵜飼 凜,松下 光範(関西大学)
(14) [萌芽] 猫の鳴き声を用いた歩きスマホ防止のための仕掛け
〇川野 蒼弥,松村 真宏(大阪大学)

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EC77担当
担当委員:松下 光範(関⻄⼤学),吉⽥ 俊介(京都橘⼤学)
ローカル:林良平(⾼知⼯科⼤学)

■問い合わせ先
sigec77 ★ entcomp.org [ ★ をアットマークに変換して送信してください]

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